最近は家庭でも本格的な映像体験が楽しめるプロジェクターが増えてきましたよね。特にAndroid TV搭載で、天井にも映せる小型プロジェクターは人気急上昇中。

今回はその中でも注目度の高い2機種、PliPlaとYOWHICKを比較してみました。
どちらも高輝度・高解像度でスペックは似ていますが、細かな違いを見ると向いている人が少しずつ異なります。
この記事では、コスパ・設置性・映像のクオリティなど様々な観点から、どんな方にどちらがおすすめかをわかりやすくご紹介します。
プロジェクター選びで失敗したくない方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
プロジェクター選びで重視したいポイントとは?
家庭用プロジェクターを選ぶとき、どんなポイントをチェックすれば失敗しないのでしょうか。
特に家でのくつろぎ時間やちょっとした作業に使うなら、使い勝手の良さと性能のバランスが大切になってきます。
目的に応じた映像のクオリティや、どこにでも設置できる柔軟性、そしてスマホや動画配信サービスとの相性など、実際の使い方をイメージしながら選ぶことが大切です。
明るさと解像度で映像のクオリティをチェック
まず注目したいのは「明るさ(ルーメン)」と「解像度」。この2つが映像の見やすさを大きく左右します。
例えば昼間のリビングや照明が明るい部屋では、明るさが足りないと映像がぼやけて見えることもあります。

その点、PliPlaとYOWHICKはどちらも18000ルーメンと明るめの設計なので、カーテンを閉めずに使えるのが魅力です。
お子さんがいるご家庭でも、昼間のアニメ視聴などに重宝します。
さらに解像度はフルHD(1080P)に対応していて、映画の字幕もくっきり見えるレベル。細かな文字や映像の輪郭がしっかり見えるため、映画はもちろん、資料を映してプレゼンに使う場合にも向いています。
また、4K入力にも対応しているので、今後のコンテンツ拡大にも備えられる安心感があります。
設置のしやすさと投影角度の自由度
プロジェクターは「設置が面倒そう」と思われがちですが、最近はその常識も変わりつつあります。
今回の2機種はどちらも270°回転スタンド付きで、床や棚、ベッド脇などさまざまな場所から投影が可能です。

とくに天井への投影ができるのは大きなメリット。
わざわざ三脚や壁付け金具を用意しなくても、寝転がったまま天井に映像を映せるので、夜のリラックスタイムにぴったりです。
PliPlaはスタンド一体型で安定感があり、倒れにくい設計がされていて安心。YOWHICKは軽量なので、別の部屋に持ち運んで使うときにもラクです。
このように設置性が高いと、リビング・寝室・子供部屋など、日によって場所を変えて楽しむスタイルにもフィットします。
接続性と対応アプリの充実度
最近のプロジェクターは、ただ映すだけではなく「どれだけ手軽に、ストレスなく映せるか」が問われています。
PliPlaとYOWHICKは、どちらもWi-Fi6とBluetoothを搭載していて、スマホやPC、ゲーム機との接続がスムーズ。コード類に悩まされることなく、ワイヤレスで再生できるのが便利です。
Wi-Fi6対応というのは意外と見落とされがちなポイントですが、動画再生時の安定性や読み込みの速さに関係してくるので、通信環境が整っている家庭ではこの差を感じる場面も出てきます。
複数の機器を同時にWi-Fi接続していても、通信の混雑が起きにくいのもメリットです。
また、どちらもAndroid TVを内蔵していて、NetflixやYouTube、Amazonプライムなどの動画配信アプリがそのまま使えるのも魅力。

リモコンで操作できるので、機械に不慣れな方でも迷わず使えます。
ちなみに、Bluetooth規格はPliPlaが5.4、YOWHICKが5.3と若干の違いがありますが、日常使いで体感できるほどの差は少なめです。
テレビの代わりとしてリビングに置いたり、寝室で一人映画時間を楽しんだりと、ライフスタイルに応じた楽しみ方が広がります。
PliPlaプロジェクターの特徴と魅力
PliPlaのプロジェクターは、2025年に登場したばかりの最新モデル。家庭用としてはもちろん、プレゼントにも選ばれている注目の一台です。
18000ルーメンの高輝度で明るい部屋でも鮮明
PliPlaの最大の特徴は、その明るさ!
18000ルーメンという高輝度なので、多少の照明がある部屋でもくっきりと映像を楽しめます。特に自然光の差し込むリビングや、カーテンを完全に閉められない環境でも安心です。
明るさに加えて、映像の色彩も豊かで、肌のトーンや風景のグラデーションまで自然に再現される印象があります。

映画だけでなく、子ども向けのアニメやカラフルな動画も違和感なく視聴できます。
また、独自の光学技術によって、コントラスト比が高く、黒がしっかり締まるため、夜の映画鑑賞にも向いています。家にいながらミニシアターのような体験ができるのは、この明るさあってこそです。
270°回転スタンドで天井投影も簡単
スタンド一体型で270°まで回転できるというのも、PliPlaの大きな魅力です。
この仕様により、机に置いた状態で天井、斜め、壁など、好みの角度にパッと調整できます。
スタンドが一体化していることで、別途三脚などを購入する必要がなく、届いたその日から使えるのもポイント。特に機器の設置や操作に自信がない方でも、手軽に使いこなせるようになっています。
安定感のあるベースと、ガタつきにくい構造で、ちょっとした振動や手が当たった際にもずれにくく、毎日の使用に向いている印象です。寝室での利用が多い方には、特にありがたい仕様ではないでしょうか。
Android TV搭載でストリーミングもスムーズ
PliPlaにはAndroid TVが内蔵されていて、ネットに接続するだけでYouTubeやAmazonプライムビデオ、Netflixなどの人気アプリにアクセスできます。
スマートフォンの画面をミラーリングしなくても、リモコンひとつで好きなコンテンツが再生できるのは、大きな時短ポイント。
特に子育て中で「ちょっとした間に子どもに動画を見せたい」という場面でも、すぐに使えるのは助かります♪
さらに、Googleアシスタントにも対応しているため、音声操作でアプリを起動したり、動画を検索したりも可能。リモコンのボタン操作が少なくて済むので、操作にストレスを感じにくい点も嬉しいところです。
YOWHICKプロジェクターの特徴と魅力
YOWHICKのプロジェクターも、家庭用として多くの支持を集めているモデル。
シンプルな操作性と持ち運びのしやすさが特徴で、さまざまなシーンにフィットする使いやすさが魅力です。
18000ルーメンの高輝度と1080Pの高解像度
YOWHICKもPliPlaと同じく18000ルーメンの高輝度を誇ります。
日中の使用でもくっきり見える明るさがあり、カーテンを閉めなくても十分に視聴可能です。お子さんと一緒にリビングで動画を見たり、料理中にキッチンでレシピ動画を流すといった使い方にも向いています。

また、1080Pのリアル解像度で再生できるため、文字情報もはっきり読み取れるのがポイント。
映画やアニメだけでなく、プレゼン資料やPDFなどを投影する用途にも対応しています。
色味のバランスが良く、特に肌色や自然な風景などの表現が滑らかで、長時間見ていても目が疲れにくい印象です。
実用性のある映像品質が、YOWHICKの魅力といえるでしょう。
270°回転スタンドで自由な投影が可能
YOWHICKも270°の回転スタンドを搭載していて、角度調整がしやすいのが特長です。
天井・壁・斜めなど、映したい場所に合わせて柔軟に使えるため、設置場所に縛られず快適に使えます。
また、本体が非常に軽量でコンパクトなため、家の中だけでなく旅行先や帰省時などにも持ち出しやすいのが便利。
大きなテレビを持ち運ぶのは現実的ではありませんが、YOWHICKならバッグにも入りやすく、電源さえあればどこでもミニシアターが楽しめます。
折りたたみ式の三脚などに対応しており、三脚派のユーザーからも高評価。設置の自由度を重視する方にとって、満足度の高い設計です。
Android TV搭載で多彩なアプリに対応
YOWHICKにもAndroid TVが搭載されており、主要な動画アプリはもちろん、Google Playを通じて追加のアプリインストールも可能です。
これにより、動画以外の情報系アプリや学習アプリなども使えるのが魅力です。

また、リモコンの反応が良く、アプリの切り替えもスムーズ。Googleアシスタントにも対応しているので、音声で「YouTubeを開いて」などの操作ができ、ストレスのない視聴環境を実現できます。
Bluetooth 5.3にも対応していて、ワイヤレススピーカーやヘッドホンと連携させれば、夜間でも周囲に気兼ねなく楽しめます。家族が寝た後に映画やゲームをこっそり楽しみたい方にもぴったりの機能です。
PliPlaとYOWHICKを比較してみよう
どちらの機種もよく似たスペックを持っていますが、実際に使うシーンをイメージしながら比べてみると、細かい違いが選びやすさにつながってきます。
それぞれの強みを押さえつつ、どんなライフスタイルにフィットするかを見ていきましょう。
明るさと映像の鮮明さの違い
明るさについては、どちらも18000ルーメンと十分な性能を備えていて、実用上の差はほとんど感じません。
ただ、PliPlaは”リアル1080P”を明確に打ち出していて、解像度へのこだわりが見て取れます。
細かい文字や微妙な色合いの違いも、PliPlaの方がやや繊細に描写される印象があるという声もありました。
また、映像のチューニングの傾向として、PliPlaはややコントラストが強めでドラマチックな画調、YOWHICKは色味の自然さを重視した設計に感じられます。

映画の迫力を楽しみたい方にはPliPla、長時間見ても疲れにくい自然な映像を求める方にはYOWHICKが合っているかもしれません。
設置のしやすさと投影角度の自由度
270°回転スタンドを備え、天井投影ができる点は共通ですが、PliPlaはスタンド一体型で安定感があり、すぐに設置して使えるのが特徴です。
家具の上など限られたスペースに置いても安定するので、小さなお子さんがいる家庭では安心材料の一つになります。
一方、YOWHICKは本体の軽さとコンパクトさが際立っていて、移動させながら使いたい方にぴったり。
旅行やアウトドア、帰省先などへの持ち運びを考えている場合は、YOWHICKの方が扱いやすいと感じるでしょう。
このように、設置の安定性を取るか、持ち運びやすさを重視するかで、どちらを選ぶかが分かれてきます。
対応アプリや接続性の違い
Android TVを搭載している点では共通しており、主要な動画アプリはどちらでも快適に使えます。
ただし、Bluetoothのバージョンに違いがあり、PliPlaは5.4、YOWHICKは5.3に対応。数字上はPliPlaの方がやや新しい規格に対応していますが、音の遅延や接続性に劇的な違いはほぼ感じられません。
Wi-Fi6対応により、両機種とも通信速度や安定性に優れており、動画視聴中の読み込み待ちが少ないのも共通の強みです。
また、YOWHICKはGoogle Playアプリの追加に対応していて、動画以外の使い道を広げやすい一面もあります。
ニュースアプリや教育系アプリなど、家族みんなで使いたい場合は、YOWHICKの拡張性も魅力といえるでしょう。
どちらのプロジェクターがあなたに合っている?
PliPlaもYOWHICKも、それぞれに魅力があり、家庭での映像体験をより豊かにしてくれる機能が揃っています。
でも、「結局どちらを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。ここでは、用途や目的に応じてどちらが合っているかを具体的に考えてみましょう。
映画やドラマを楽しみたい方におすすめは?
映画やドラマをよく観る方にとって重要なのは、やはり画質と音質、そして操作のしやすさ。
PliPlaは、リアル1080Pの映像が特に鮮明で、コントラストも高く、映画の世界観に入り込むような没入感があります。
さらに、内蔵のHiFiスピーカーの評価も高く、別途スピーカーを用意しなくても十分な音質を楽しめるという声も。操作性についても、Android TV搭載&リモコン操作で、観たい作品にすぐアクセスできる点が便利です。
一方でYOWHICKも同様に高解像度で、色味のナチュラルさが持ち味。
目が疲れにくく、連続して観たいときにもぴったり。音質も良く、Bluetoothスピーカーを併用すれば、より臨場感のある視聴環境がつくれます。

どちらも映画鑑賞に向いていますが、より濃密な映像体験を求める方にはPliPla、優しく長く楽しみたい方にはYOWHICKが合っているでしょう。
ゲームやプレゼンに使いたい方におすすめは?
ゲームやビジネスのプレゼン用途に使いたい場合は、反応の速さや接続の柔軟性がカギになります。
YOWHICKはHDMIポートを搭載していて、ゲーム機やノートパソコンとの接続がスムーズ。
軽量な本体を持ち歩いて、出先での使用にも対応しやすい点は、外出先でのプレゼンや会議用としても活躍してくれます。
PliPlaもHDMI・USB・Wi-Fiなど複数の接続方式に対応しているので、幅広いデバイスと連携できます。
さらにBluetooth5.4の安定した接続環境が魅力で、遅延が少なく快適なゲームプレイも期待できます。

操作の簡単さを重視するならPliPla、軽量さと携帯性を重視するならYOWHICKといったように、使うシーンを思い浮かべながら選ぶのがおすすめです。
コストパフォーマンスを重視する方におすすめは?
価格に関しては、時期やセール状況によって変動があるものの、AmazonではYOWHICKの方が比較的リーズナブルな価格帯で販売されていることが多いようです。
基本性能をしっかり押さえつつ、予算を抑えたいという方にはYOWHICKが魅力的です。
PliPlaは価格がやや高めな傾向があるものの、その分、最新のBluetooth規格や高精度な映像処理、スタンド一体型の使いやすさなど、トータルバランスに優れている印象があります。
「価格だけで選ぶのはちょっと不安…」という方には、長期的な使いやすさや安定性の面でPliPlaを検討してみるのも良いかもしれません。
PliPlaとYOWHICK、どちらを選ぶ?
どちらのプロジェクターも、家庭用としては十分すぎるほどの機能を備えていて、使い方次第で満足度の高いアイテムになることは間違いありません。
最終的には、自分や家族のライフスタイルに合った一台を選ぶのがポイントです。
PliPlaは、高画質・高音質・スタンド一体型の安定感が魅力。操作も簡単で、プロジェクター初心者でも扱いやすく、Android TVによるアプリ操作の快適さも高評価です。映画やドラマをじっくり楽しみたい方や、お部屋にしっかり設置して使いたい方にはぴったりでしょう。
一方のYOWHICKは、コンパクトで持ち運びしやすく、使い勝手の良さが際立っています。旅行や帰省の際にも便利で、家の中のどこでも気軽に使える柔軟性が特長。コストを抑えながらも映像や音に妥協したくない方には、とてもバランスの良い選択です。

どちらを選んでも失敗は少ないはずですが、「家に据え置いてしっかり使いたい」ならPliPla、「場所を選ばずいろんな場所で使いたい」ならYOWHICKといった具合に、目的に合わせた選択が満足度を高めてくれます。
どちらも今の暮らしにちょっとした楽しさや癒しをプラスしてくれるアイテムと言えます。
まとめ
* PliPlaは画質や音質にこだわる人向け。安定感あるスタンド一体型で、据え置き派におすすめ
* YOWHICKは軽量で扱いやすく、旅行や別の部屋でも使いたい人にぴったり
* 両機種ともAndroid TV搭載で、主要アプリの視聴がスムーズ
* 明るさや基本性能は同等だが、細かな設計や使い勝手に違いあり
* 用途やライフスタイルに合わせて選ぶことで、満足度の高い買い物ができる
毎日の生活にちょっとしたワクワクをプラスしてくれる家庭用プロジェクター。あなたにぴったりの1台が見つかりますように。